大蔵ヶ岳(834m)

【前書き】
 大蔵ヶ岳は20万分の一地形図で国道9号線沿いの山を調べて登ろうと考えた山です。
 二日前に納車された4代目オデッセイで始めての遠出です。暫くは、山道は走られません。体も鈍っており、順調に登れるか不安です。
 大蔵ヶ岳の写真は、飯ヶ岳から撮ったように思っていたのですが、どこに行ったのか、本当に撮ったのか、記憶が定かではありません。

【年月日】’09.11.23(月)
【コースタイム】大蔵嶽神社(12:00)〜権現窟(13:10)〜大展望岩(13:25〜35)〜大蔵ヶ岳(13:45-14:05)
          〜権現窟(14:15)〜大蔵嶽神社(15:05)

【同行者】単独

【写真と解説】


 登山口は大蔵嶽神社ですが、場所が良く分かりません。
 ナビに誘導されて大蔵嶽神社の看板を見つけたのですが、道は舗装されているものの1車線で細い。馬糞ヶ岳の帰りに飯ヶ岳の登山口探しの途中にタイヤをバーストさせたような事は避けたい。
 大蔵嶽神社入口付近にお婆さんが二人いたので「大蔵嶽神社まで車で行けますか?」と聞いたら、「行けるけど、お参りに行くの?」と問い返される。「大蔵ヶ岳に登る」と言ったら、「熊が出たらどうするの?登るのは大変だよ!」と脅される。
 そこから車でちょっと登ると新しい本殿があった。登山口の大蔵嶽神社はそこから歩いて10分だが、新車に傷を付けない様、用心の為に本殿の駐車場に車を止める。
 上の大蔵嶽神社から沢を何度か渡りながら檜の植林帯を登っていくと急に大きな岩が目に入る場所に行き着く。ここが権現窟。


 権現窟から上は、笹と落葉樹の森。樹木は既に完全に落葉している。展望も良い。暫く行くと登山道の左に“大展望岩”の小さな案内板。
 笹を切り開いた足場の悪い道を約30m進むと大きな岩の上に出る。北東から南西方向まで遮るものなく見渡せる。素晴らしい。
 写真手前は登ってきた宮野原コースの谷。国道9号線を挟んで写真上の山は、手前の山の奥に飯ヶ岳弟見山〜莇ヶ岳が見えていると思うのですが、細かい所は分かりません。


 東北東方向でしょうか。冠雪した山が見えます。安蔵寺山かもしれません。


 丸い青野山も見えます。手前の山の紅葉が綺麗です。


 大蔵ヶ岳の山頂はどこだか良く分かりません。なだらかな松林の中に山頂があります。
 形の良い松に大蔵ヶ岳の看板が掛かって、記念の記帳ノートを入れたポストが設置してある場所がありますが、三角点はもう少し先にあります。
 どちらにしても山頂からの展望はあまり期待できませんが、形の良い松の近くから十種ガ峰が見えていました。


 今日は長男を駅まで送ってから来たので、登る時間が遅くなりました。下山時には日が翳って薄暗くなり始めていました。谷ですから。
 写真が大蔵嶽神社です。結構広い駐車場でした。

【後書き】
 新車で初めての遠出。眠いと思ったらナビから「車両のふらつきが大きくなりました」と注意されるし、家に帰ったら「運転ご苦労様でした」だったかな、機械から監視されて、慰められて、本当に情けない。
 山は良かったです。山頂からはほとんど見えませんでしたが、大展望岩からは本当に大展望できます。山の紅葉も綺麗でした。 

TOPページに戻る